女郎蜘蛛
女郎蜘蛛 / 感想・レビュー
ダイコ
初刊本で著者が書いていたそうだが、確かに『レザボア・ドッグス』の江戸時代版という感じ。盗賊一味は果たして押し込みに成功するのか?を軸に、盗賊の仲間同士の駆け引きや謎の女の正体、火付盗賊改の頭のカリスマ性、魅力あるその取り巻きたちが盗賊に肉薄していく様子など、ドラマ盛りだくさんで面白かった。辞書並みに分厚かったけど、上下に分かれているより、一冊にまとまっていたほうがお得だし集中できてよいかも。続きもあるようなので読んでみよう。
2021/10/13
感想・レビューをもっと見る