目下の恋人
目下の恋人 / 感想・レビュー
さおり
再読。なんでこの本を持って嫁に来たのか、もはや全然わからん。表題作「目下の恋人」は今読んでも良かったが、あとはもう、跨いだり跨がれたり(辻さんに倣って下品)のお話がほとんど。昔好きだったのになぁ、辻さんの書くお話。私、このどこが好きだったんだろ。他のも再読してみようかなー。まさか全滅ってことはないだろうし。あーあと、久しぶりに蓮井朱夏を思い出した(笑)。
2014/09/20
調“本”薬局問悶堂
2005年以前に読了 《2020年7月 登録》
あちこ
初めて辻仁成を読んだので比べようがないのだがら、彼の書くのはいつもこうなのだろうか?メンヘラばっかり登場。 安いアダルトビデオにありそうな設定から、都合のいい男などなど。まぁ、身を滅ぼすほどの恋愛とすれば分からなくはないが、自分勝手過ぎやしないか? ドロップアウトしたくなかったので最後まで読んだが、感情移入できず。もうこの人の作品を読むことはないかな。
2020/06/04
ゆーや
辻仁成さんの「サヨナライツカ」はそんなに好きじゃなかったけど目下の恋人の中の「好青年」くらいの短編にまとめてくれるなら余韻は薄くなるけど十分な気がした。
2014/06/08
まちこ
恋人、夫婦、家族の10通りの愛の話。表題の「目下の恋人」では日本語の意味だけでは相手の気持ちは分からないのだと、また思い知らされた。会話をする、相手を形成してきた背景を知る。それがどれだけ重要か。アメリカ同時多発テロが起こった日に長年連れ添った妻から離婚を突きつけられる「君と僕のあいだにある」「愛という名の報復」も、その大切さを感じさせられた。ところで、「好青年」はサヨナライツカの元になったものなのだろうか?
2013/09/26
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