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天空への回廊

天空への回廊

天空への回廊

作家
笹本稜平
出版社
光文社
発売日
2002-03-01
ISBN
9784334923563
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天空への回廊 / 感想・レビュー

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まるぷー

エベレストの頂上付近を舞台にスパイやテロ工作員、その背景には米ソの核戦争勃発危機の話が繰り広げられる。主人公の日本人登山家真木郷士。エベレストに墜落した軍事衛星に搭載された「ブラックフット」と呼ばれる核弾頭の回収。テロにより頂上に埋められた制御ROMを回収しなければ、モスクワに核が堕ちる。水面下で米ソの首脳の調整。しかし、テロ組織の妨害。8000メートルを越える高所で郷士は心身ともボロボロ状態でありながら、天空への回廊作戦の重責を負う。死を覚悟し、萎える心を支えたのはフランス人女性クロディーヌ。↓

2020/01/02

ASnowyHeron

最後は最高峰の山の過酷な世界の描写に手に汗握るような感じだったが、全体的にエピソードがちょっと盛りだくさんな感じ。エベレストにしても、富士山にしてもごみの問題が指摘されているが、過酷な状況だからと不要になったものを、どんどん捨てていくやり方に疑問。

2016/03/26

まろん

残念ながら感情移入出来ず。ざざっと斜めに一気読み。タフな主人公。エベレストを舞台にした各国の思惑が交錯するアクション超大作…といった感じ。

2012/11/18

kmar

もっと普通で良いのに、長い

2022/05/18

Mitsuo Seki

アメリカと始めとした大国同士の駆け引き、政権と軍に巣食うテロリストとの攻防、なによりデスゾーンで一人奮闘するアルパインクライマーの死闘がリアルに描き出されていた。 上下2段で400ページ近い長編だけど、その長さを感じさせないスピード感がある。ただ、最後のエピソードだけは後からとってつけたようで興ざめした。

2012/09/14

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