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雨月

雨月

雨月

作家
藤沢周
出版社
光文社
発売日
2002-10-01
ISBN
9784334923716
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雨月 / 感想・レビュー

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あきつ

ラブホテルという閉鎖的な場所を舞台にした男と女の生臭い表現が続く作品。グロい表現有りでイヤミス要素有りの霊的ホラーな話なんだけど、もう少しどれかに寄せたほうが…と残念に思ってしまったのは僕がダーク系好きだからで、一般的にはこれぐらいが無難なのかな。

2015/01/19

ジョナサン

友達に勧められて。最初はポルノだと思いました

2013/09/18

ゆー

このお話はオカルトなのかなんなのかと最初首を傾げて読み進めていったのですが、なんとも言い難い、味のある話でした。舞台が鶯谷の古びたラブホテルと言う辺りがシンパシーを感じます。煙草の空き箱の山をアイガー北壁と言っていたり作者独特の表現が素敵。

2017/06/30

いのふみ

サスペンス作品。鶯谷のラブホテルという場所設定と、そこにまつわるキャラクターたち――社長の内縁の妻と感情のない情事に耽る清掃係の俺、清掃係のおばちゃん杉原、社長飯島、ポルノ作家桐山、そして痩せた奇妙な少女田中裕子――の造形が面白く読めた。テクストの隙間にナイフの刃の反射のような謎を煌かせて読ませると同時に、エンタメもしてる。

2013/01/23

とろろ

最初はラブホテルの従業員達の日常や人間関係とかで退屈気味だったけれど、終盤は一気に読めた。官能から一気にオカルトに突き進んだ感じ。 全体的に湿った臭気や体温が文章を通してやって来るようだった。

2012/11/12

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