あんたのバラード
あんたのバラード / 感想・レビュー
mr.lupin
懐かしい歌がそれぞれのタイトルになっている8編からなる短編集。あの頃の懐かしいメロディーが流れると心に浮かぶ、甘く切ない想い出。もう少しタイトルに沿った内容かと思ったが今一つ感じとることができなかった。まぁ、そんな時代もあったよね...昭和も終わりそして平成も終わろうとしている今読むには少しセンチメンタルになってしまうかもね。☆☆★★★
2019/03/23
星落秋風五丈原
「悲しい色やね」かつて将来を嘱望されたピッチャーだった和俊は、かつての仲間仲村の引退試合に妻由美とかけつける。実は由美は最初中村とつきあっていた。ある時中村の代わりに現れた由美と食事し、その帰りに事故にあった事で、和俊は野球を辞める事になったのだ。今は青果市場の職人だった。「しかし自分は自分に興味がないが他の人間は変な興味を持っているだろう、ということはわかっていた。21p」意味がわからん。
2004/03/16
チェス
なんだかすごく懐かしい感じ。図書館本。
2019/05/25
shibatay
カラオケの定番みたいな懐かしいヒット曲にインスパイアされた恋愛短編七作。独立した短編なのに、通底するものを強く感じる。わかりやすい描写、レトロな雰囲気、淡々としたモノローグで「居場所のない女と男」の物語が綴られる。どの女も男も、しょうもないのに弱くはない。昭和、という時代を思い返した読後でした。
2012/10/28
Hiroshi Obara
一話の余韻を楽しむために、一日一話ずつ読んでみた。50代が楽しめる大人の物語ですね。良いです。 解説で紹介されていたように今度は作品発表順に読んでみようかな。
2016/06/02
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