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誓いの夏から

誓いの夏から

誓いの夏から

作家
永瀬隼介
出版社
光文社
発売日
2007-02-01
ISBN
9784334925345
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誓いの夏から / 感想・レビュー

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ゆみねこ

バブル真っ盛りの東京足立区で起こった、一家三人強盗殺人事件。家庭教師として居合わせ、一人生き残った女子高校生・杏子。彼女を愛し見守り続けた十川。悲しい結末だけれど、十川くん、漢だ!

2017/02/05

みきみ

一部は高校生時代の一家惨殺事件に居合わせ唯一生き残った杏子と杏子と付き合っていた十川。二部は19年後、老刑事の視点で真相が明らかになっていく。サスペンス&純愛もの。ラストが切なかった。永瀬さんの本は閃光に次ぐ2作めの読了だが難はあるものの引き込まれる。面白かった。

2017/04/22

とくけんちょ

久しぶりに、読み終わりにぞわぞわ感(弱め)を感じる作品であった。一つの誓いに殉じた男の人生が描かれている。斜めから見ると、そんなドラマティックな人生あるぅ?ともなりがちだが、それが小説なんだから。決してハッピーエンドではなく、途中、風呂敷を広げすぎ感もあったが、最後は首肯できる結末にたどり着く。タイトルどおり、あの夏を忘れずに貫いた男の結末。

2018/03/20

牛乳

警察小説の1つだろうか。 構成はおもしろかった。 途中、壮大な内容を匂わせつつ進んでいくが、つまるところは、そこ? 恋愛の内容と展開が、それだけ? 設定がよかった分、心理描写のお粗末さが目立つ。 特におすすめしない。

2017/02/25

鈴と空

少年(十川)と少女(杏子)の19年ってどんなだったんだろうかと思うと……。きっかけの事件も17歳の少女には耐えられないほどの衝撃だったろうし、17歳の少年が簡単に守れる・支えられるものでもなかったろうけど、その後の19年間が重過ぎて。そんな重過ぎる19年を生きてきた「バカな男」に比べてあいつとあいつへの嫌悪感はものすごい。

2010/07/22

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