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彼女が望むものを与えよ

彼女が望むものを与えよ

彼女が望むものを与えよ

作家
松久淳
出版社
光文社
発売日
2007-03-20
ISBN
9784334925406
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彼女が望むものを与えよ / 感想・レビュー

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mayu

HOBO選書。男性視点で書かれた彼女について。彼女は時に可愛らしく、時に蠱惑的に、時に繊細に。少しずつ人間模様がリンクしているのも面白い。ふとした心の隙間に入り込むような出来事。ある人から見たらこの上ない幸せな状況なんだけど、ある人から見たら満たされなくて苦しい。そのままの関係に甘えて溺れるのも、変えたいともがくのも、きっと自由。到達点は同じだとしても、そこまでにはいろいろな方法があって、その過程にも本人にしかわからない意味がある。「ちょっとおしゃれな恋愛小説」の選書リクエスト通りの小説だった。

2024/08/08

じゅんこ

流れるようなキレイな文章。

2017/07/02

よしりん

なんかすごい!!奥が深いというか…。深すぎてあと時系列がバラバラだからなかなか気がつかなかったけど(笑)

2014/11/30

チェス

何となく繋がっているのは分かるけど、全て同じひろこさんなの? 淡々と。 図書館本。

2019/07/15

Artemis

主観が変わるだけで物事は違って見える。立場がずれながら展開するお話は、一見幸せなように見えても、何か言葉にできない隙間があり、一見歪んでいるようでも、本人はいたってその状況が幸せであったり。いろんな形がある。そこにある事象の受け止め方は本人次第。その事象をどう受け止めて、変えていくのか、このままにするのかを決めるのも本人次第。ただ、そこには少なからず”相手”の影響がある。不思議な気持ちにさせるお話。

2016/11/03

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