さよなら、そしてこんにちは
さよなら、そしてこんにちは / 感想・レビュー
taiko
短編集。出産間近の妻を持つ笑い上戸の葬儀屋、農業を始めるためにびっくりするほどの田舎に引っ越した家族、売れ筋商品の情報に右往左往するスーパーの売り場責任者、戦隊ヒーローに心奪われた主婦、グルメ評論家を迎えたこだわりの寿司屋の店主、仕事に振り回される料理研究家、妻と娘にクリスマスをねだられたお寺の住職。書き出しながら思い出し、またクスッと笑ってしまいます。どれもシュールで面白かった。何も考えずに楽しめる感じが、すごく好きな本でした。
2016/01/22
達ちゃん
荻原さんらしいほのぼのほんわか短編集。この世界観たまりません。すっごく癒されました。
2018/05/27
Take@磨穿鉄靴
久しぶりの荻原氏。期待値が高かったのと自身がレース前ということもあるのかな?あまり響く話もなく終わる。この本については再読はいいかな。★★★☆☆
2023/10/29
しょこ
一人でクスクスしたり、片手で両目を覆って下向いて笑ったりしてた私…こういう楽しい気持ちにしてくれる本大好きです☆笑い上戸なのに、葬儀場で働く陽介。スーパーの仕入れと、それを左右するTV番組情報に振り回される孝司。姑の眼を気にしつつも、子供そっちのけでレンジャー系アイドルにハマる主婦の由美子。スローライフを提案する美也子の日常とは。 いろんな人生をコミカルに描いた短編集でした、いやぁ、面白かった。
2016/02/16
紫 綺
笑いの中に悲哀あり。プロフェッショナルの悲哀を描く7編の人生訓的短編集。ほっこり(⌒‐⌒)。
2023/08/16
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