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リリイの籠

リリイの籠

リリイの籠

作家
豊島ミホ
出版社
光文社
発売日
2007-12-14
ISBN
9784334925864
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リリイの籠 / 感想・レビュー

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❁かな❁

豊島ミホさんを読むのは2作目。お気に入りさんの感想を読み気になり、読んでみました♪豊島さん、学生の心理描写を描かれるの本当にリアルで瑞々しくて上手いです☆書き下ろし1編を含む7編入り。女子校を舞台にした日常の出来事のお話です。女子独特の内容で、とても繊細に感情が表現されていて、自分自身はそんな感覚はないけど、こんな気持ちの女の子いてるだろうなぁとか思うところもいっぱいありました。読みながら本当に青春で切なくて甘酸っぱいような感覚で青春時代を思い出す感じです☆とても綺麗な作品でお気に入りになりました♪

2014/01/19

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**切ない青春小説**絵のモデルを頼んだ加菜に、憧れにも近い感情で惹き付けられていく美術部員の春…『銀杏泥棒は金色』。女子高を舞台に、キラめく感情の交差を描き出した。光と闇を抱えた彼女たちの…もどかしくも切ない珠玉の7編!?(紹介文・他より)――さすが、豊島ミホ!今回も抜群に面白かった!女子高生が主人公の物語を描かせたら本当に一級品ですね! ⇒続き

2013/12/31

lonesome

客観的にそこそこいい年した男前が女子高生と教師の何気ないやり取りの物語を読んでうっすら涙を浮かべている図を想像してみた。なかなか気持ちの悪い光景かもしれないけれどしかたない。どの話もふとした何でもない出来事なのかもしれない。けれどその何でもない日常だからこそかけがえがなく愛しい。切なさが付き纏う。女の子同士の繋がりは、男には気づけない関係性のバランスがあるようだ。時には正直になれなかったり、残酷な一面があったり。やっぱり豊島ミホは大好きな作家だ。

2013/11/30

女の子の生き方・青春・友情関係・嫉妬・姉妹関係・・・などなどリアルな日常が描かれた短編集。女の子の気持ちって、とっても複雑で、変わりやすくて、もろい。私はどっちかっつーと男勝りで、単純明快だけど 女の子同士の付き合い方も、さまざま。環境が変わると、もろく崩れる友情関係、ずっと繋がり続けてる友情。何か、そー考えてみると・・・私も女友達に会いたくなっちゃいました。

2012/05/09

カピバラ

女子高の女の子や、女のセンセイたちがそれぞれの悩みや葛藤と向き合っていく話。相変わらず、感情の機微を描くのが上手な作家さんだな~。

2015/08/07

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