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アイスマン。ゆれる

アイスマン。ゆれる

アイスマン。ゆれる

作家
梶尾真治
出版社
光文社
発売日
2008-03-20
ISBN
9784334926007
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アイスマン。ゆれる / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆23052【アイスマン。ゆれる(梶尾 真治さん)】古い書に書かれた呪文と方法で選ばれた者がそれを行えば書面に書かれた通りになる力のことを何て言うんでしょうか?超能力じゃないし祈祷師って〜わけでもないし。ま、そういったモチーフです。なのになぜか恋愛ものなんです。というのも、その『呪文』は対象の男性と女性間に恋愛感情を芽生えさせるものなんです。でもね、この術を使った者に相当なダメージが出るんです。主人公の女性は次に使ったら命が尽きる〜とかでしたから。人の恋愛を助けて自分がそれじゃねぇ。

2023/07/26

巨峰

ハートウォーミングな恋愛SFファンタジー小説。それにしても、なぜ、アイスウォーマンじゃないんだろう。人と人を結びつける呪術を知った知乃。しかし、それは知乃の身体に大きなダメージを与えるものだった。女性雑誌に連載された小説だそうで、主人公を含む3人のアラフォーの女性たちの関係が良かった。仕事して、飲んで、それから、恋をして。幸せになったあとも続いてほしいものですね。しかし、つぎつぎ結ばれたはずの人たちが健康を崩していくのは、、、やはり何か関係があるような気がします。

2017/09/17

BlueBerry

女子がよくやる「あの人とあの人が結ばれる」という儀式。あれが本当に確実に出来てしまうと言う設定ですね。ちょっと新鮮で面白かった。ラストは大体予想通りで普通だとおもいましたが読後感もまあまあ良かったので軽くお勧めしておきます。

2013/10/14

ぶんこ

母を介護する知乃さんの心情が実感できるだけに、身を削っても親友の為に呪術をする事に、いたたまれない気持ちになりました。 どんなに良い人で、イケメンでも結婚出来るとは限らない。 やっぱり人其々の適齢期があって、東村さんには知乃さんとの再会の今が適齢期だったのでしょう。 特殊な能力を持つのが幸せかというと、裏と表があるのですね。 幸せは自力で頑張ってというメッセージでしょうか。

2014/07/18

そのぼん

人と人とを『呪い』で強制的に恋仲にする儀式があって・・・。毒気を含んだファンタジーテイストの作品でしたが、大袈裟な描写もなく淡々とした文体で綴られていたので、思ったほどドロドロした雰囲気にならなかったところがよかったと思いました。これが誉田哲也先生や新堂冬樹先生あたりが書いた作品だったらこうはならなかったんだろうなぁ~(笑)。話はそれましたが、全体的な雰囲気は嫌いじゃなかったです。

2016/02/20

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