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妃は船を沈める

妃は船を沈める

妃は船を沈める

作家
有栖川有栖
出版社
光文社
発売日
2008-07-18
ISBN
9784334926182
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妃は船を沈める / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

作家アリスその17。タイトルにもあるように妃が中心のおはなし。猿の手の解釈がイイ。

2013/10/21

紅はこべ

ヒロインの人物像にやや書き込みの足りなさを感じた。ないものねだりかな。

2009/09/30

藤月はな(灯れ松明の火)

「活字倶楽部」でこの本が紹介されており、HoLicの3巻も読んで懐かしくなり、再読しました。「猿の手」の解釈は覚えていましたがトリックや事件はすっかり、忘れていましたorz妖怪比較の授業で「ゾンビはベトナム戦争のころから世界に認識された」と聞いたことがあるのであの解釈は妥当だったと改めて思いました。さみしさゆえの優しさを担保にする妃は今も私には分からなかったです。寂しい人が群れても余計に虚しいだけなのにその人にとってはかけがえがない場所ということが胸に突き刺さりました。

2012/03/06

晴れの国のにっしぃ

犯罪学者・火村英生&作家・有栖川有栖シリーズ。雑誌『ジャーロ』にて発表された2作の中編『猿の左手』と『残酷な揺り籠』をブリッジ(『幕間』)でつなげて2つの別々の事件が1作の長編に仕上げられている。やっぱり火村先生と作家・有栖のコンビはコンビネーションは絶妙です。『猿の左手』では助教授だった火村先生の肩書きも『残酷な揺り籠』では肩書きが准教授に。作品間の3年という年月をこの辺りにも感じます。『猿の左手』の中で披露されているウィリアム・W・ジェイコブスの名作『猿の手』の火村流解釈は興味深かった。 *

2010/11/02

Yuna Ioki☆

小説家というのはロマンチストだと思っていたのだが有栖川有栖という小説家はものすごくリアリストなんだなと思った一冊(笑)火村先生のシリーズの既刊で未読はあと三作だが今のところのこの作品が一番好き。コマチは新しいキャラとして定着するのかなあ?最初の頃は年をとっていたはずの火村先生と有栖川有栖がいつの間にかサザエさん現象のまま続いてる(笑)

2014/01/13

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