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風の轍

風の轍

風の轍

作家
岡田秀文
出版社
光文社
発売日
2008-09-20
ISBN
9784334926328
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風の轍 / 感想・レビュー

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初美マリン

越前朝倉からの作品は読んだことがなかったので、商人が主人公でそれは面白いのですが女主人公の志乃が、強引すぎて周りいくら商売といってもついていけない。せめて本の中だけでも素敵な人と出会いたい

2018/10/02

Ryuji

★★★★☆時代は戦国時代、越前一の豪商の娘・志乃と新進気鋭の商家の次男・慶次郎の二人を描いた小説。志乃の実家も慶次郎の実家も没落してしまうが、栄枯盛衰というかこの時代の商人も一つ道を間違うと一気に転落してしまうのは今の時代と変わらないんだなと思った。直接のストーリーとは関係ないが、朝倉家と織田家の攻防が結構詳しく書かれていて良かった。特に一般的には評価の低い朝倉義景が何故裏目裏目の行動に出なくてはならなかったのかが書かれていて、こういう見方も出来るのだなと思った。結末はGood。

2018/04/17

Ryuji

★★★★☆再読(というか過去に読んだことを忘れて、図書館で借りてしまった)。改めて読んで綺麗ごとだけではない志乃の人間の本性のようなところが良く描かれていると感じる。朝倉義景という人物、本当はどんな人だったのだろう。朝倉家の滅亡までを眺めるとこの本に書かれている義景が妙にしっくりくる。

2021/08/14

あいべきん

いやー、苦労したもんだ。ここまで読んでも読んでも進まないどころか、むしろ後退してる気分の本も久しぶりだったなw てか、志乃も好きじゃない。それで尚のこと時間がかかりました。

2020/12/09

タイガー99

多く取り扱われている時代を、商人という別の視点から描いた物語。朝倉氏を取り巻く大きな時代の流れや、個人の栄枯盛衰を、武士ではなく商人視点で捉えられていて、ビジネスマンとして興味深い点も多い。

2017/08/01

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