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宇宙を孕む風

宇宙を孕む風

宇宙を孕む風

作家
片山恭一
出版社
光文社
発売日
2008-11-21
ISBN
9784334926397
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宇宙を孕む風 / 感想・レビュー

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ぶんこ

子供を相手にしての仕事の大変さを思いました。 モンスターペアレンツ、無責任な校長、担任、そういった現場を見ても教師を目指す真梨子さんは強い人なのか? 何も考えない人なのか? 高校入試のやり方が、推薦入試の比重が増え、内申書と作文、面接とは驚きました。 しかも塾で面接の予備練習までするとは。 入試制度、塾の裏表等が少し分かった気になる小説でした。

2015/03/24

まるこ

かなり久々の片山恭一。結局なにがテーマやったんやろって感じです。塾が舞台で、私は塾という場所にいったことがないから分からないけど、曾根崎のような先生がいたら、行く意味があるだろうなと思いました。塾はどうしても、有名校に生徒を何人いれたかが重要視されるけど、本当はどれだけ生徒の力を伸ばしたかを重視すべきだと本当に思いました。家庭教師とか一度でいいからやってみたい。かずみは結果的に獣医学科に入れたのかな。入れていたとしても、あんな母との関係になってしまってよかったのかな。受験において、母の存在ってかなり大きい

2013/09/02

あやめ

タイトル負けしていないでしょうか…。いじめ、格差、母娘、不正そしてミステリー?その他、テーマはたくさんあったけれど、どれも中途半端で終わってしまったような印象。読み進めていても、何を軸にして読めばいいのか、伝えたいことは何なのか、いまいち分からないまま終盤まできてしまった。片山恭一さんの、文章自体は好きなんです。透明感があって、きれいで。ただ、構成がつまらなかったと思う。

2012/12/23

くっきー

これで終わりなの?っていう感じで、なんとなくスッキリとしないモヤモヤした気持ちが…。結局いろいろなことはどうなったのかわからないからスッキリしないんだろうな。そんなにすべて読者に委ねられても…。結果は問題じゃなくて、ここまでの過程を書きたかったってことなのかしら。消化不良でした。

2015/11/11

ナタデココ

図書館。頁数に対してテーマをたくさん取り入れすぎて、どれもが薄くなってしまっている印象。あっち行ったりこっち行ったりするので、結局終盤までどれをメインに捉えればいいのかわからなかった。曾根崎の言動に一貫性がなくちょっとイライラ。

2013/02/09

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