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彼岸花

彼岸花

彼岸花

作家
宇江佐真理
出版社
光文社
発売日
2008-11-21
ISBN
9784334926403
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彼岸花 / 感想・レビュー

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紫 綺

彼岸花の美しく紅い絨毯を見た後、図書館へ寄った折りに出逢った一冊。人情のツボをくすぐる大好物の短編集だった。出逢いに感謝♪

2016/09/29

さなごん

ちょっと寂しい話が多かったな。短編集。

2015/12/28

なにょう

お金では買えない大切なものがある、だとか今生きている人間の死を望むことは人の道を外れることだ、だとか。宇江佐さんの話を読んで、大切なことを思い出す。★「あんがと」のような尼僧さんのお話が好きだ。本作以外にも尼さんが主人公の短編が何編かあったはず。女が身を立てていくことは大変なこと、尼さんになっても金の工面には苦労する。村に根づいた活動をして、村の人びとに慕われる、宇江佐さんの尼さんものは面白かったんだけどなあ。

2024/10/13

ここぽぽ

短編集。昔も今も、変わらない世代を超えた家族の事情。 一つだった家族が生活のため、貧しさのため、複雑に絡む事情とともに袂を分かつ。一筋縄ではいかない男と女の恋模様。無念さや悲哀、不条理な人情が距離感がほどよくよい読了。「つうさんの家」「あんがと」がじんわりきた。

2023/10/12

コージー

親兄弟、同居親族、友人関係でも100%好んで付き合えればいいが、そうはいかないのが人間関係。そういうイライラ感が結構わかる短編集だった。でもそんな中でふっと心が通じ合うのが、とても好ましく感じた。時代物だけれど、現実社会を考えさせられた。やっぱり人には、いじわるするより、親切にしておこうっと。

2016/09/29

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