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ガール・ミーツ・ガール

ガール・ミーツ・ガール

ガール・ミーツ・ガール

作家
誉田哲也
出版社
光文社
発売日
2009-04-21
ISBN
9784334926434
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ガール・ミーツ・ガール / 感想・レビュー

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美登利

一気読み!疾風ガールの続編です。合間に誉田さんの新作「あの夏、二人のルカ」を読んでその完成度から比べたらちょっと物足りない部分や必要なの?と感じるところはあったけれど、前作よりもストーリー展開がスムーズで共感しやすく良かった!ロックにただ熱い情熱を注ぎ続ける夏美の青春だけじゃなくて、音楽業界の裏話も興味深く何しろ夏美は自己主張が強すぎてワガママ一辺倒だったけれど、随分と大人になったのが嬉しかったです。途中からラストの演奏シーンは想像ついたけれどね(笑)

2018/05/27

再び読書

最高に面白かった。楽器の弾けないくせに、音楽には思い入れを持って聞いてきたので、夏美の気持ちがビシビシ伝わる。バンドをやりたい~!って思いました。とっくに無理な年齢実力ですが?プリンスやヴァンヘイレンがベースを弾いたエピソードも面白く、学生時代に音楽が身体に溶け込んでいたいた時代を思い出し、ノスタルジーに浸れた。これこそ読書の醍醐味でしょうね!流石の誉田氏ただ者では無いです。「疾風ガール」がヴォーカルの死から物語りが進んでいたいたので、少し入りきれないところがありましたが、今回は音楽全開で楽しめました。

2013/12/20

しろいるか

『疾風ガール』続編。前作であまり主人公の夏美に魅力を感じず本作で挽回を期待していたんだけど、う~ん、やっぱり微妙。展開も先読み出来ちゃって、つまらないとまでは言わないものの軽過ぎて物足りない。何より周囲からあんなに「一緒に音楽をやりたい」「一緒に仕事したい」と言われる夏美に、人を惹きつけるオーラが感じられない。軽い語りのせいで人物が薄っぺらく感じるからだろうか。ルイの人物像はステレオタイプ、展開も都合よく行きすぎ。ケータイ小説だとこんな薄い読後感がデフォ!ってこと?

2011/09/11

よし!あとは頂点まで突っ走るだけでしょう!.... あ、あれ?!自分の中に孤立する夏美。自分が見えずに孤立するルイ。時給250円。一人のガールはありがとうとごめんねを。一人のガールは自分の足で歩く力を手に入れる。まさにガールミーツガール。きっと皆でこれから頂点を見るのだろう。私も一緒に見たかったです。装丁のせいか、この本が疾風ガールの続編だと分かりづらいかもしれませんね。そして薫と真緒ちゃんが出番少なく悲しいです。改めて、誉田さんの書く女性は多種多様ですね。驚きました。

2011/06/06

UK

書いているスピード感が感じられるような軽快な陽の誉田さん。楽しく一気読みで、すこしノリがよすぎるくらい。才気溢れるまったくキャラクタが異なる二人の女性artistが出会ってからの成長譚。あまりいうこともない話なんだけど、なんだろう、もう少し各文章を丁寧な筆致で描いてくれると、もっと軽さと重みが同居したのでは、とすこしだけもったいない気がしている。

2017/09/01

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