雪山冥府図
雪山冥府図 / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
悪く、堅物の佐兵衛の目を盗んでは男を漁り、ついには京都へ出奔してしまう。絵師になる決心をした輪蔵は、母を連れもどそうと京へ向かい、画塾に入門する。ある日、画塾の先輩に連れて行かれた輪蔵は、先斗町の遊郭で嬌声をあげて客引きをする母の姿を見てしまう。果たして母を故郷に連れもどす願いは叶うのか――。「土蔵の妖剣」「丑刻の夜」「祈占からの賊」「のぞいた顔」「雪山冥府図」「喪神」
2009/01/09
みかりん
陰陽シリーズ第5弾。結構 酷い母親が多く出てきたな。昔ってこんなに 男いなきゃ行きられない人が多かったのだろうか。
2019/12/15
zatugei
土御門陰陽師に12家あり、京都の辻占い師が、どこかに所属しているという設定。ホントかもと思わせる。シリーズ5作目とのこと。
2017/08/21
真珠星
土御門家・陰陽事件簿という副題に惹かれて、図書館本。まさかシリーズ5作目だったとは。陰陽師たちとあやかしの呪術合戦を勝手にイメージしていたけれど、そんなものは特になく。時代物の短編集。もう少し展開に捻りがあれば面白かったかな。出オチではあったものの「祈占からの賊」が面白かった。地獄、行きたくないな。
2015/04/05
司
佐兵衛が主人公になっている感がある。陰陽道から離れている気もする。
2010/11/23
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