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君が悪い

君が悪い

君が悪い

作家
新堂冬樹
出版社
光文社
発売日
2009-02-20
ISBN
9784334926526
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君が悪い / 感想・レビュー

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そのぼん

何てことだ・・・。身勝手な理由で殺人を繰り返す主人公がひたすら不愉快でした。こんな人物が自分の近くにいたら絶対嫌だなぁ。ここまで気味悪い主人公もなかなかいません。凄いです、新堂先生。

2013/02/11

スケキヨ

うお~ぐちゃぐちゃなシーンが次から次へと…!!「本」が臭いを発する機能がなくて本当に良かったと痛感。しっかし主人公の主張が終始一貫しているだけでこんなにサクサク人を排除できるんですね。最後の最後で主人公が犯した罪を嘆くシーンがあったおかげで妙にリアリティが湧きました。いる。こんな人間。

2011/04/07

まゆまゆ

いやあ、何か凄いのを読んでしまいました(>ω<)初めて読むタイプの小説でした。最初から最後まで飛ばしまくりな展開で、飽きずに一気読み。主人公・竹林に対しては、最初はイライラしっぱなしだったのですが、だんだん可哀想になってきてしまってため息^^;自分を正当化したい気持ちは誰にでも少しはあるとは思うのですが、ここまで来るとね(笑) 切なくてやりきれない読後感でした。一瞬同情したりもしたけど、やっぱり言いたい。竹林クン!100%あなたが悪いと思いますよ!(笑)

2016/05/29

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

全ては馴染みのホステスにいれあげたのが地獄への始まりだった。都合の悪いことは全て他者のせい。自分を正当化することや屁理屈を言わせたら天下一品。坂道を転げ落ちるように犯行を重ねていく主人公。彼に安息の日は訪れるのか・・。ここまで主人公に感情移入できない話も珍しい。責任転嫁もここまでくるとある意味素晴らしい。解体シーンがグロテスクで気持ちが悪かったけど、どこに行き着くのか見届けたくて最後まで読んでしまいました。「君が悪い」これに勝るタイトルはないと思います。やりきった感のある話でした。★★★★

2011/05/16

うさっち

何でもかんでも「君が悪い」と責任転嫁して殺人を繰り返す主人公。身勝手な理由で殺しておきながら「勘弁してくれよ」とつぶやき、自分の行為を正当化してる壊れっぷりが凄い。ここまで完璧に壊れてる人だとだんだん殺しの言い訳すら面白く感じてきてサラリと読めた。死体を解体する描写が多いので人を選ぶ本。

2014/04/07

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