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たまゆらの愛

たまゆらの愛

たまゆらの愛

作家
藤田宜永
出版社
光文社
発売日
2009-05-21
ISBN
9784334926595
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たまゆらの愛 / 感想・レビュー

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クリママ

かつて大学で教鞭をとっていた私設美術館館長と自分が捨てた息子の妻の母親である上場企業社長夫人との不倫。継母、腹違いの兄弟、別れた妻、そして、隠れ家のような麻布の家、軽井沢のガラス工房など、おとぎ話か。所々に挟まれる主人公の恋愛、家庭、生き方に対する思いが、作者の考え方であったら嫌だと思う。破滅的な結末を迎え、小気味良く、安心する。それなりに印象には残ったものの、表紙のクリムトのダナエが鮮烈だ。

2018/01/25

ジュール

高等遊民ともいえる正太郎と息子の嫁の母の希代のある意味極め付きの不倫物語。希代に惹かれながらも、あくまでクールな主人公。藤田さんの他の主人公に共通。むしろ義母の節子との親和力が年の差を超えた男女の関係のように思えた。

2020/04/18

チェス

どうしようもないねぇ。うーむ。図書館本。

2019/05/10

chii

息子の結婚式で紹介された新婦の母親、その人は、昔愛した女の姉河瀬希代だった。周囲の人間関係を壊す事になるのに、大人の恋愛をする宝田正太郎と希代。二十年前の殺人事件の謎と絡み合って話が進んでいきます。いくつになっても、恋をすると突っ走れるって事??私は息子夫婦のように一途な愛がいいなあ~?って言ってて、自分も50代になったら、希代と同じだったりして・・・

2009/10/11

wankousan

大人の恋愛小説で内容もテンポもとても良かった。ドラマ化、映画化になっていないのが不思議だ。是非連ドラでやって欲しいと思った。最後の結末も衝撃だったけど意外と納得出来たような気がする。

2019/03/06

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