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太古の血脈

太古の血脈

太古の血脈

作家
藤木稟
出版社
光文社
発売日
2009-10-17
ISBN
9784334926632
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太古の血脈 / 感想・レビュー

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punyupunyu

考古学ミステリー×ファンタジー。謎解きのあたりはマンガ「イリヤッド」をうかがわせる雰囲気もありましたが、やや強引かな。だんだんと性急な感じになってきて、都度、おじいちゃんの遺書、おじいちゃんとの思い出が謎解きを助けてくれます。後半のアクションシーンは映画さながらでした。決着がついたその後を描かずにエピローグとしたのもやはり強引に感じました。ここまできたらいっその事、「世界の真実」まで書き上げてほしかった。結構なページ数でしたが、何となく消化不良な感じ。詰め込み過ぎ・・・?。辛口なコメントになってしまった。

2014/11/26

Yuki

古代の神話とか、文明の謎とか、宗教とか、結構好きなテーマなので、その部分の話は面白く読めましたが、あまりにも盛り沢山なので、一つ一つが薄くなってしまったように感じます。主なものを絞った方がいいのではないかと思いました。あと、登場人物達に感情移入しずらかったです。妻が悲惨な殺され方をしても、その事にはほとんど思いが行かず、別の女性と子供まで作る主人公。祖父も似たようなことしてるし…。本編とは全然関係ないかもですが、なんかもやもやしたものを感じ、あんまり楽しめなかったです。

2015/07/22

むつぞー

浦島伝説、神話、三種の神器、そして神をめぐる伝奇小説。 これにあわせて日ユ同祖論とかに興味を示す方、高橋克彦氏の伝奇物とかが好きな方なら面白く読めるのではないかと思います。トンデモ話を、もしかしたらありそうかも~と思わせてくれる感じがちょっと薄いのと、敵方の組織がイマイチはっきりしないのが残念ではありますが、それでも知的興味と冒険とアクションで満足させてくれます。まぁ、読み手は選ぶかもしれませんけど、個人的にはこういう話大好きなので、大変面白かったです。

2009/12/05

猫又まこ

ある種、古典的な伝奇冒険小説。私は楽しめたけど、ストーリーそのものはべた展開なので読む人を選びそう。こういう素材にロマンを感じる人なら。ただ同じ伝奇ものにしても、もう少し一般的な伝説や歴史が素材の方が、「それをこうもってきたか」という驚きがあるかもとも思う。もともとがトンデモ系なので、説明の要もないのか、あれよあれよと進みます。

2010/06/08

タスボ

日本版インディージョーンズ又はやりすぎの都市伝説かどちらにしても妄想、胡散臭さ満開でとても楽しんで読めます。「火スペ」好きにはたまりません。

2010/02/25

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