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リビドヲ

リビドヲ

リビドヲ

作家
弐藤水流
出版社
光文社
発売日
2009-06-23
ISBN
9784334926663
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ジャンル

リビドヲ / 感想・レビュー

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アヤネ

残虐連続殺人事件。凶器、被害者同士の関連、不明。妻を残し失踪した男が捜査線に浮上するが、彼には人を殺す理由がない。失踪した男の妻。男の旧友の元精神科医。覇気のない年下の相棒に苛立ちながら捜査する刑事。それぞれが探るうちに、男は失踪直前、未完成のままお蔵入りした昭和30年代の映画を観ていたことが判明(Amazon)。。。一所懸命読んでいたのだが途中で「アレ、これって実はホラーだったんだ」と気づいた。それからは、こんなことありか~てなもんで・・。発想が面白い小説。

2017/05/07

だくだく

全編に不穏な空気が流れていて、ストーリーが進むにつれて話の中心人物が移り変わっていくところも座りが悪いというか、気持ち悪いというか。帯にある通り、「リング」「らせん」「ループ」のシリーズに似ているかな。決して面白くないわけではないのだけど、不気味さ加減がオイラには合わなかったかも。

2014/10/15

zazo嶋

確かにその歪んだ熱量はヒシヒシと伝わってくるような存在感のある作品でした。リアリティーがどうのこうのと言わせないような熱量と筆圧の高さに負けそうになる。 幾重にも重なりあった悪意あるマトリョーシカの如く展開される殺人事件と、終わりのないループに酔いそうです。 プロットや手法自体は昔からあるスタイルなんだろうけど、こうまで粘着性あると逆に引き込まれてしまいました。決して好きではないんですが、この熱量は凄い…かも。次作も読んでしまいそうです。

2009/10/13

ふう

「これは2009年の"リング"だ!」って自分で言っちゃあダメだろ鈴木光司w確かにそのテイストはあるけどお前の"リング"のが全然面白かったぞ(だから軽い上から目線は許してやるw)作者のやりたい事はわかるんだけど、まだそれに文章力というか構成力というか筆がついていってない感じ。全体的に重厚感というよりただ重たいだけな読後。いきなり量子論が出てきて結局ホラーかよっ的なオチもなんだかなあ。

2009/09/09

すすぎ

ミステリーのようなホラーのような雰囲気が面白かった。量子論はやりすぎだけど。前半は視点の切り替えが多くて少し読みにくかった。

2014/09/14

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