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野良女

野良女

野良女

作家
宮木あや子
出版社
光文社
発売日
2009-07-18
ISBN
9784334926694
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野良女 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

今頃ですが、宮木作家アラサー女子の現状を描かせたら右に出る者はいないかも!と思いつつ一気に読了しました。ちょっぴりホロッとさせて、イラッともさせて、ニヤリとしつつ、笑わせてくれました。女同士の話はじめっとするのも多いけれど、この5人の話をからっと読ませる宮木作家は巧いわ!私はとっくに、アラサーなんて言葉もできる前に過ぎてしまった齢ではあるけれど、言い方は悪いかもだが気分転換にホント面白かった~次はどんな作品を紡ぐのだろうか。期待してしまいます。

2016/01/27

れみ

アラサー女子5人が登場する短編連作。下ネタ系の部分があまりに露骨だったところはちょっと微妙だったけど、ストーリー展開が巧みでどんどん先が読みたくなるところはさすが。

2015/03/22

文庫フリーク@灯れ松明の火

『セレモニー黒真珠』に続き宮木さん4冊目。アラサー女子のガールズトークに引きつつ爆笑、爆笑しつつ引いて、と男心はあれこれ忙しい。開けっ広げな下ネタ満開ですね。右曲がりのダンディー、ピサの斜塔で青の洞窟にカンツォーネは男の私でも『ソレントへ帰れ!』ですし《アヤナミレイ》に《美カリ君》は宝の持ち腐れ《鮭》の突っ込みナイスです。未読の方には意味不明ですね(汗)大人の女性なら大爆笑、大人の男性なら大苦笑が加わりそうです。

2012/03/21

taiko

ちょっぴりイタイアラサー女子5人の仕事、恋愛、その他いろいろの連作短編。かなりの比率で、際どい下ネタが出てきます。元気のない時にはちょっときついかも。精神状態の良いタイミングで読んだため、面白く読み進めました。キャラの濃い5人、でも、それぞれに悩みもあり、仕事も恋も一生懸命です。婦人科の病気、不倫、DV、鬱、自殺未遂、と、目白押しですが、最後は明るい未来を感じさせながら終わるので、一安心。ケラケラ笑いながらも、終始切ない気持ちになっていました。みんな幸せになれるといいなと思います。頑張れ!!

2016/01/05

high

[16-339-036]独身アラサー女子5人。仕事・結婚・不倫・DV・病気…それぞれが抱える悩み深い。前に進もうとする彼女たちの姿が書かれています。いくら飲み会の席でもここまで下ネタは…。『ピサの斜塔と青の洞窟』のくだりには、思わず笑っちゃいました(^0^;) えっ、女子会って本当にこんな感じなの…Σ(゚д゚lll)

2016/03/30

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