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特命捜査

特命捜査

特命捜査

作家
緒川怜
出版社
光文社
発売日
2009-08-20
ISBN
9784334926755
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特命捜査 / 感想・レビュー

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ミーコ

内容は、ややこしい事が多いし 結末が予想出来たりもしたけど 文章は面白いし グイグイ引き込まれました。 『霧のソレア』も是非とも読んでみたいです。

2014/04/10

むつこ

殺人事件の被害者が元・公安警察官だったことから事件の真相究明が困難のため、極秘任務を命じられた主人公。デビュー2作目ということもあるのか、いろんな出来事がてんこ盛りでもったいない印象を受けた。

2017/06/21

RIN

警察内部の刑事部vs公安という興味深いテーマにも関わらず読了までひどく時間がかかった。センテンスが長く文章がすんなり流れない、心理描写や視点がくるくる入れ替わり「今の心の声って誰のだっけ?」が散見されたのがもどかしかった。展開はやや韓国ドラマのようなありがちドラマチック仕立てだが、中身は異常に詳細に描かれる(笑)鑑識作業や警察内部の腐敗のデフォルメが面白く読めた。もうちょっと文章に工夫してくれたらな~だけが残念。

2013/04/19

Junna.S

ある殺人事件を追う二人の刑事が、様々な困難や妨害に直面しながらも、真相を究明していく物語。刑事部VS公安部の軋轢、過去の罪、生き別れの肉親など、キーワードと伏線が目白押しである。説明的な文章が少々冗長に感じることと、目線が代わって落ち着かないところが難点ではあるが、怒涛のように押し寄せる新事実と、展開の速さに惹かれて読み進めてしまう。若干先読みできる部分と、わざと読まされて見過ごさせられているところと、ダブルの禁じ手などに振り回され、心地よく翻弄される。しかし、こんなことは物語の中だけに留めてもらいたい。

2014/06/05

きさらぎ

公安と刑事が対立するという、警察小説にはありがちな設定。 こういう場合、いつも公安が悪者だけど、実際に人の命がかかっている事案であっても、ここまで冷酷になれるのか!?日本の警察組織全体を信じたい気持ちがあるのだけど…。 物語としては、登場人物の環境・関係が特殊すぎるため、それに頼った結末になってしまった印象。 事件の真相を追ううちに、結末が透けてくる。そして想像通りに繋がってしまう。 いかにも作り物という話になっているのが残念。 面白くないわけじゃないけど、現実離れし過ぎた設定がやや興ざめ。

2014/07/01

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