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ねずみ石

ねずみ石

ねずみ石

作家
大崎梢
出版社
光文社
発売日
2009-09-18
ISBN
9784334926816
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ねずみ石 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

4年前の未解決事件に絡んだ事件に中学生が挑戦する。青春モノってテイストの様でもチョット重い。

2015/05/05

takaC

『屍鬼』的雰囲気を醸し出していたのに、物語的には何も捻りがなくて不満かな。

2010/07/21

しろいるか

サトが住む神支村で4年前の祭りの夜起きた殺人。だが犯人は未だ捕まっていない。当時小学生だったサトと兄貴分の修平はその夜現場近くで「ねずみ石」を探していた・・・中学入学後、友達のセイが4年前の事件に興味を示し、サトも巻き込んで探偵ごっこが始まる。少年なだけあって無鉄砲で、一人で行動したり、知ってることを色々喋ったり見ていて危なっかしいサト。周囲にも危険が及び、いつ何時魔の手が忍び寄るかとハラハラした。狭い村では誰もが怪しくて、何気ない会話にも緊迫感が。凝った伏線はないがミステリとしてもなかなか面白かった。

2010/09/06

けい

大崎梢さんの作品で本屋に関するもの以外の題材は初読みです。本屋関連の中でもミステリー要素を含む作品もあったけど意外な感じ。文章は大崎さんらしく、非常に読みやすかった。ミスリードも上手くて最後まで誰々って感じでしたね。とことんやさしい結末の作品が多い中、こういう結末もほろ苦くてたまにはいいかも。

2013/04/21

nyanco

祭りの夜に記憶を失くした少年。石を御神体とする神社のお祭り。少年同士の友情にねずみ石というアイテム。材料はもの凄く良いんだけどなあ…。記憶を失ったサトと、過去を塗り替えたセイ、この二人の友情物語を、もう少し魅力的に描ければ青春ものとしても面白くなったかも。大石さんって基本的に凄く良い人なんだと思う。だからどうしても惨殺死体が似合わない。殺人事件の出てこないライトテイストなミステリーを書かれたほうが良いと思うんだけど…。こんなに材料がいいのに、う~ん何とも勿体ない。

2009/10/11

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