幻海 The Legend of Ocean
幻海 The Legend of Ocean / 感想・レビュー
とも
★★★★豊臣時代、最後の大戦である北条攻めをベースにした海戦を、宣教師の目から見た傑作。以前から伊藤潤には興味はあったが、これほどまでとは。史実ではないフィクションではあるが、十分楽しめる時代小説。
2012/06/28
zazo嶋
1588年イエズス会士が長崎に上陸。その布教の行き詰まりを打破すべく自ら秀吉太閤に直談判に向かう。そこで会見した後会士「シサット」は本人も、そしてそれこそゼウスすら予想しなかった大きな渦に巻き込まれていく...。という歴史海洋小説にして、一級品の冒険小説でもある。このシサットと岩見重太郎とのファーストコンタクトからラストまで...なんて微笑ましくも男気に溢れた友情なんでしょう! 弱いんだよねーこういう展開。ニヤニヤしてまうw。重太郎...完全にツンデレじゃないすかw。...とキャラ読みにも対応出来るいい話
2010/07/21
クランチ
主人公を宣教師としながら、東洋の奇妙な文明に触れていくことで、少しずつ変わっていくところがミソ。今までの「宣教師=西洋文明の征服の先兵」というイメージを覆す試みは面白い。
2011/03/16
のーべる
海上戦闘のあたりが若干ぐだぐだしますが終盤の疾走感はなかなかだと思いました。 関東の地理には詳しくないですが、海回りで一度ぐるっと見て回りたいと思いました☆
2010/09/27
matsu0310
☆全くユニークさが感じられない。なんでこんな本を書こうとしたのかわからん(最近のラノベにもよくあるが)。ネタはしょっぱいパクリ一辺倒で人物も展開も雑でつまらん。光文社はもう信用せん!
2010/08/31
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