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エコイック・メモリ

エコイック・メモリ

エコイック・メモリ

作家
結城充考
出版社
光文社
発売日
2010-08-19
ISBN
9784334927271
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エコイック・メモリ / 感想・レビュー

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nyanco

動画サイトの異常が映像から事件が始まっていく導入部は面白い。結城さんの作品はとても映像的。センセーショナルな場面もそうだが、それ以外のふとしたシーンも映像が目に浮かんでくる。しかしハードボイルドが苦手なせいなのか、どうにもこの方の文章は苦手。姉の忘れ形見・アイと身の危険を感じる仕事、どちらをとるかを悩むクロハの描き方は面白い。いくつか強引に感じる点もあるが全体の構成は面白い。前作の仮想空間での描写がとても良かったので、本作にはそれが少ないのがやや残念。シリーズとしてそれを望むのは難しいのかもしれない。続→

2010/10/08

まつじん

乱暴な小説とでもいいましょうか。主人公にも犯人側にも感情移入しにくしラストは畳み込みすぎだし。もっと丁寧に書いてみては如何かな?と。

2010/12/12

エリク

今回は、主人公がさらに悩み苦しむことになります。甥との関係や後輩を苦境に立たせてしまったという思い、さらには自分では正しい事だと思ってしたことが、自分側に立ってくれていた管理官に責められたり… いろいろ気持ちや思いに変化は出てきますが、それでも自分の真実と正義を経験と考えによって突き通す。そんな彼女の姿に感動します!

2019/08/23

ちゃんちゃん

クロハシリーズ、「アルゴリズム~」読んでいて、ストーリーがつながらず読み忘れに気付いたので、ちょっとすっきり。仮想空間を駆使した独特の世界観はいいのですが、個人的には犯人像がいまいちだったかな。。。

2016/09/21

つっきー

★★ 「プラ・バロック」の続編。やっぱり雰囲気はすごく好きなんだけど、文章からイメージがしにくい。淡々とし過ぎているせいか、登場人物たちもさらりとしていて、どこか掴めないままだった。ネット上のMMOとかRMTとか以前見たことのある世界がなんだか懐かしくはなったけど、実際そんなにうまくいくのかなという疑問は残るかも。続編出たら、たぶん読んでしまうんだろうけど、あまり期待はできそうにないかな。

2011/01/09

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