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カウントダウン (BOOK WITH YOU)

カウントダウン (BOOK WITH YOU)

カウントダウン (BOOK WITH YOU)

作家
山本文緒
出版社
光文社
発売日
2010-10-20
ISBN
9784334927356
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カウントダウン (BOOK WITH YOU) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

山本文緒さん初読み作品。明るく楽しく元気良く!という感じのいかにもジュヴナイルで、楽しく読めました。四人の高校生の恋愛模様も面白いですが、お父さん達が好き。成金だけど迷いのない梅太郎のお父さん、頑固一徹な紅実ちゃんのお父さん、そしてうだつが上がらないんだか芯が強いのかよくわからない小春のお父さん。どのお父さんもみんな素敵です。タイトルがあんまり合ってない気がするのですが、これから紅実ちゃんとデートするたびに、お父さんのカウントダウンを聞きながら走って家まで送る小春の様子が想像できて微笑ましい気もします。

2012/03/06

ぶんこ

面白かったです。 紅実ちゃんの純情なところや、厳しい父親に、確かに平成ではなく昭和だなぁと、あとがきを読んで納得。 小春君とウメ君がいい味出してる。 小春君の、 一見頼りないお父さんが素敵でした。 山本さんの初期の作品の方が、私には合っているのかなと感じさせてくれた本でした。

2014/12/26

nyanco

お笑い芸人を目指す高校生の主人公の夢と現実、そして恋も交えて楽しく描かれています。オリジナルは携帯などなかった20年前のものなので色々とそのあたりは試行錯誤して加筆訂正されているようです。光文社からYAシリーズとして出された2冊。確かに埋もれた名作を若い世代に…と解るのですが、やや古すぎる感じは否めず、携帯小説に慣れた若い世代はどう読むのか…。若い世代のファーストステップとなってくれることを願っております。山本作品大好きなので、大人向けもゆっくりと紡いでくださることをお待ちしております。続→

2010/11/06

そのぼん

お笑い芸人を目指す少年の青春ものでした。明るい話で軽く読めました。

2012/02/06

太田青磁

つらい悩みで泣いている人が、僕の漫才を見て、泣いているのがバカバカしくなるような笑いをやりたいんだ。と漫才師を目指す主人公。詐欺にあった息子を怒りもせず「おまえは私をだらしのない父親だと思っていただろう。実際そうかもしれない。でも、人には人のやり方があるんだよ」と見守る父親の姿にあたたかさを感じます。

2013/06/23

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