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純平、考え直せ

純平、考え直せ

純平、考え直せ

作家
奥田英朗
出版社
光文社
発売日
2011-01-20
ISBN
9784334927417
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純平、考え直せ / 感想・レビュー

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ミカママ

表紙がいい!それにしても、ネット世代を代表するような・・・ネットの書き込みが重要な部分を占める小説。次々と場面が変わるのだけど、とても読みやすかった。あんまり奥田英朗らしからぬ内容かな、と思いました。

2013/06/26

takaC

話も純平も周囲の人もあまり好きになれなかった。最後は引鉄を引いちゃったっぽいし。

2014/09/14

kishikan

・・・「あばよ」声を出したら喉がかすれた・・・このラストに、思わず鼻の奥がつんときてしまった。つっぱりだけど、どこか人の好い21歳の純平が、男をみがくためヤクザの道に。組長に鉄砲玉になれと言われ、3日後の決行を決意する。どういうわけか、これまでになく様々な人が関わり、色々な思いが交錯する3日間を時にはコメディタッチで、時にはサスペンス調で奥田英朗は描く。単純すぎる純平に、どこか好感が持て、最後には哀しくもあり同情してしまう一片の青春。でも、あのラストはどうだったのでしょう、奥田さん。僕には辛過ぎる!

2011/04/14

とら

”順平、考え直せ”―正に内容はこれ。ヤクザの人の話だけど、やはり何か悪い印象は持たないんだよなあ、小説とかで読むヤクザは。自分の意思を貫いているというか、芯を持っているというか。でもこの作品はそういう人情劇にもう一つアクセントが加わっている。それは「SNS」である。これを使うことによって一気に『今』の話になった。一番印象に残った言葉が、”純平は生返事しながら、人生の皮肉さを想った。これから刑務所に入ろうかという人間に、どうして次から次へと人が現れるのか”―それは純平の人柄の良さだよ。考え直してくれ、純平!

2013/11/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

新米ヤクザの純平が鉄砲玉になるまでの3日間を描く。最後が唐突すぎる感じがするけど面白かった。

2016/04/21

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