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もじゃもじゃ

もじゃもじゃ

もじゃもじゃ

作家
渡辺淳子
出版社
光文社
発売日
2011-04-19
ISBN
9784334927554
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もじゃもじゃ / 感想・レビュー

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優花 🍯モグモグ

最初は結婚したい男女の話でホッコリします。最終的には家族愛、親子愛に繋がりホロッとしてしまいました。

2018/01/07

らむり

前半が、結婚相談所を通して知り合った恋愛弱者男女のお話。後半が、その親世代を中心にした家族のお話。あったかくて楽しい物語でした。関西弁はなんとなく楽しくなる言葉だけど不慣れだから読みにくい・・・。

2014/05/22

るぴん

初読み作家さん。市が運営する無料の結婚相手紹介サービス「かいつぶりの会」を中心にした連作集。結婚したいけれど男を見る目のない明美と、もじゃもじゃ頭の田中くんそれぞれの話も良かったけれど、やはりラストの「かいつぶりの胸の内」が1番良かった。親の心子知らず、子の心親知らずとはまさにこのこと。結婚する気のない娘に内緒で代理見合いパーティーに参加する所長には、最初は腹も立ったけれど、先を読んでいくうちに深い愛情を感じて涙がこぼれた。押しの強い中井さんにも好感を抱かずにいられない。大阪弁が軽妙で温かい読後感♫

2019/03/12

emi

大阪市営の結婚相談所を舞台にした婚活小説。多分これ関西弁に慣れてないと読みにくいだろうなぁ。なんせよう喋る喋る。誰が?結婚相談所のおばちゃん、中井さんが。なかなか人を見抜く目があるしやり手なんですけどね。一章、二章、三章があまりうまくつながった感じがしなかったけど、コミカルな婚活の話の中に、真剣味を際立たせる親の立場の話が入り、なんか結婚しないといけない気にさせられるかも。結婚観やするしないは自由だし、必死に枠の中に囲い込む親の身勝手さも少しはある。ただ、人の欠点より美点に気づける人間でいたいなとは思う。

2016/01/11

まど

渡辺淳子さんのデビュー作。市営の結婚相談所をめぐる連作短編集。1作目は相談女性、2作目は相談男性、3作目は相談員の男女が主人公の物語。2作目までは正直、可もなく不可もなくという感じで「読むのいつ止めよう」と思いながら読んでいたのですが、3作目から物語に陰影やら凹凸がついて、グッと面白くなりました。その後も読んでみたい。珍しいお話ではないのですが、ハートウォーミングなものが好きな方にオススメ。食べ物の描写も美味しそうでした。次作も楽しみにしています。表紙は100%orangeさん。かわいい。

2011/11/03

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