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東京ポロロッカ

東京ポロロッカ

東京ポロロッカ

作家
原宏一
出版社
光文社
発売日
2011-11-18
ISBN
9784334927875
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東京ポロロッカ / 感想・レビュー

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takaC

5ページの二文で気持ちがすっかり持っていかれてしまった。

2012/08/08

アメフトファン

今年も原さんの本をよく読んだ1年となりました。多摩川大逆流の噂をめぐる短編集。特に心に残ったのは川崎市登戸富士見荘。自分の心を裏切らない大切さ。そしてそれを支えてくれる人がいる事の尊さを改めて実感しました。最後のかわばたハイツの話も良かった!未来はいつだって最後は明るい陽射しをプレゼントしてくれる筈。親子三人で頑張って欲しいです。私も頑張ります!

2013/12/23

ゆみねこ

多摩川が大逆流?都市伝説のような噂に翻弄される流域の住人たち。お役所の下請けをする気象予報会社の若い社員や、噂に乗じて儲けを企む面々。カフェ栞の話が好きだ。

2013/10/21

kishikan

多摩川でポロロッカが起きる?多摩川に沿った7つの町の住民が、ポロロッカが発生するという噂によって、それぞれの日常が変化していく物語。人はいつもいろんな問題を抱え、それがあるきっかけで様々に変化していくものなんだけど、そのきっかけが「ポロロッカ」とはね!ありえないって分かっていながら、でも、それは別の道を選択するための後押しなんだよね。この小説で、原さんはそれを上手く突いているのかな・・・。でも、もう少し強烈なバイラルCM効を書けば、もっと面白くなると思うんだけど、多摩川ポロロッカじゃ、やはり無理か・・。

2012/02/19

エドワード

先日の「淀川八景」と双子のような物語だ。今度は多摩川。「多摩川に大逆流(ポロロッカ)が起きる」という噂が広がる。糀谷の町工場と居酒屋、田園調布の富豪、二子玉川のイベントプランナー、調布の本カフェなど、沿線住民の心模様が描かれる。噂が広まる過程が興味深い。下丸子のタワマンに住むシングルマザー、真利子は、息子の大樹が多摩川で捕らえた赤い魚に戸惑う。アマゾン原産の魚が多摩川にいる?大樹の「ママと夕ご飯を食べられれば、どこの家だっていい。」の言葉に、意地でやせ我慢をしていた自分を省みる章が印象的だった。

2023/04/11

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