KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

煙とサクランボ

煙とサクランボ

煙とサクランボ

作家
松尾由美
出版社
光文社
発売日
2011-11-18
ISBN
9784334927882
amazonで購入する

煙とサクランボ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

takaC

自分は家族から見えているみたいだから、幽霊ではないんだな。たぶん。

2012/02/01

ねむねむあくび♪

図書館の本。お初の作家さん♪バーで煙草を煙らせて佇む紳士は幽霊だったー。設定は面白そうだったが、まったりとした長編でまどろっこしい感がぬぐえない。短編集ならもっと面白くなったと思う。文体や雰囲気は良かった。登場人物が少なくて、長編としては、こじんまりとまとまってしまって残念。

2014/01/06

がたやぴん

バーを舞台にした物語を表紙に期待して購入。意外な設定に戸惑ったが、ミステリっぽいところもあり楽しめた。ネタバレさせないように探偵役の語り口を回りくどくしているのだろう。回りくどすぎ。小ネタをもう少し挟んでくれると大ネタに気づくのが遅れありがたかったかも。著者の類似作品があれば読みたいが、この探偵役とはもう会えないかな。

2015/09/13

カナティ

【図書館】「ハートブレイク・レストラン」が好きで手に取ってみました。幽霊が探偵役のほんわかとした物語だと思ったら、ほろ苦いミステリー。この世に未練を残した幽霊たち。生前を知る者には見えず、知らない者には普通の人間のように見え、会話をすることもできる。でも、この幽霊たちには飲食できない、ぶつかるとすり抜ける、など行動の制約がある。これらの設定がうまく活かされていると思いました。途中、探偵役の語りが長すぎてダレてしまう部分もありましたが、ラストの甘さがいい味を出していて、上手くまとまっていると思います。

2013/02/17

takaC

決して清清しい物語ではないのだが、再読による検証を考えさせるからズルい。まんまと二度読まされた。

2012/02/03

感想・レビューをもっと見る