玩具店の英雄　座間味くんの推理

ダイ＠2019.11.2～一時休止

座間味くんその３。連作短編集。前作に引き続き安楽椅子探偵モノ。襲撃の準備が一番よかった。

2015/11/14

財布にジャック

ミステリー読みとして自分がいかに注意力や洞察力が不足しているのかが、よ～く分かりました。実際に見えているものと真実とは違う場合もあるってことなんですけど、座間味君さすがです。毎度毎度美味しそうなお店でという設定も、お腹がすいている時に読んだせいか、物凄く魅力的でした。特に最近ハマっている火鍋が出てきて、涎が出そうでした。座間味君の初登場は「月の扉」ですが、また再読したくなりました。

2012/05/04

bura

座間味くんシリーズ第三弾。7作からなる連作短編集。座間味くんは酒を飲みながら終わった事件を聞いて推理する「安楽椅子探偵」である。警視庁の大迫警視正と飲みに行くのは同じだが今回は科学警察研究所、津久井操が加わる。「成功と失敗の分れ目」を研究している彼女は座間味くんの鳥肌が立つような逆転推理を毎回聞かされ、彼を心の師と仰ぐ様になる。正に彼はその分れ目を全く違う角度から看破するからだ。連作7話の間に3年経っている。津久井操の成長も今作の面白さであった。それにしても大迫警視正は毎回美味しそうな店を知っているなあ。

2022/11/07

Satomi

大好きな座間味くん♡シリーズ第3弾!!大迫刑事と座間味くんが美味しそうな食事をしながら解決したはずの事件の真相に迫るというパターンの短編7話!!今作品から科学警察研究所の津久井操が加わり少し華やかに♪座間味くんの切れ味抜群の推理は相変わらずで私のハートを鷲掴みにして離さない♡津久井さんという女性がシリーズに加わった事で扱う事件のパターンは増え深みも増したが…私は嫉妬ですよ…笑。座間味くんと定期的にお食事会をして、仕事のアドバイスももらい優秀だと労ってもらえる…チェッ(•∧•)

2016/03/24

したっぱ店員

「Rがつく月は…」を読んで、探偵役の口癖「どうもこうも」が気になり「これって座間味くん？」と積読を引っ張り出す。解決済みの事件の話を聞き、スルーされた真相をさらっと指摘する短編集。ちょっと無理を感じるものも若干あったが、展開がスピーディで楽しく読める。豚串おいしそうだったー。

2020/05/29