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スタート!

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作家
中山七里
出版社
光文社
発売日
2012-11-17
ISBN
9784334928575
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スタート! / 感想・レビュー

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冴子

中山さんらしからぬ映画作りの話?と思ったら、ちゃんと事件は起こる。しかも最後まで私には犯人は解らずじまい。ただ、今回は事件の解決より映画作りのあれこれが描きたかったのかな。最近はテレビ局主導の映画が増えて、ドラマの監督が映画監督もするケースが結構あるけど、現場ではこんなふうなバトルが実際にあるのかなぁ。ヘタレの宝生弁護士ゲスト出演。五社、大森、宮藤など、実際の監督の名前をつけるあたり、映画好きをアピールしてる? 「カエル男」未読なのが残念。

2017/02/12

ダイ@2019.11.2~一時休止

映画現場での事件。障害犯の犯行に無理を感じるが面白く、作中劇を見てみたい。

2014/06/29

文庫フリーク@灯れ松明の火

見開きのエピローグ最終2ページ。モリミー化して叫ぶ!「ハッピーエンドだ!誰もが赤面することうけあいだ!」よくぞ、あのグロい『カエル男』を映画製作の形でスピンオフとしたものです。ミステリーとして『カエル男』のようなどんでん返しは無いものの、原作の映画化が無理なだけに楽しい企画でした。「エンタメをナメるな。哲学だろうが政治だろうがエンタメは何だって取り込める。難しい論文も大事だが、エンタメはそれを分かり易い形にできる。モラルに反するだって?一晩でコロコロ変わるようなモラルがどれほどのもんだと言うんだ」→続

2013/05/27

mariya926

映画を撮る中で起こるミステリーでありつつ、その映画が中山七里さんの作品である「連続殺人鬼カエル男」なのが面白いのです。最後までハラハラさせられました。まさに中山七里世界を一つの本で二度味わえる感じです。ちなみに読みながらどの本だっけ?っと一生懸命考えていましたが思い出せませんでした。あとがきで分かってスッキリしました。ちなみに私は犯人を妹だと思っていました(笑)七里さんだったら裏の裏をかいて妹にするかな?と予測していましたが外れました。今まで読んだことがないストーリーなのが面白かったです。

2020/04/28

そのぼん

映画の撮影の現場で起こる事件を描いた作品でした。とても映画の撮影の描写がリアルに描かれていて驚きました。ミステリーとしても楽しめたけど、映画作りの裏事情みたいなものも詳細に見てとれて、その辺も興味深く読めました。

2013/03/26

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