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アトロシティー

アトロシティー

アトロシティー

作家
前川裕
出版社
光文社
発売日
2013-02-16
ISBN
9784334928735
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アトロシティー / 感想・レビュー

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ゆみねこ

隣人が巻き込まれた悪質な訪問販売詐欺事件と、餓死した若い母娘、そして極悪な拉致監禁事件に関わっていた元少年。事件を追うフリージャーナリスト自身も命を狙われたり。一つの事件の犯人はサイコパス、もう一つの方は優しいのではなく狡猾なのでしょうね。展開がスピーディーなので面白く読めました。

2015/11/21

うわじまお

訪問販売を装った、狂った奴らが普通の家族たちに襲い来る。立ち向かうのは、主人公のしがない大学非常勤講師、やくざな捜査一課警部、そして悪い奴らの過去にまつわる人たち。そして、またその周辺が複雑につながっていく。初読みの作家さんですが、構成・展開がとても上手だなと。今後、ほかの作品も読んでみたいと思います。おススメあれば教えてくださいませ。

2017/08/21

カナティ

悪質な訪問販売や押し込み強盗殺人。餓死した母娘や極悪な拉致監禁殺人などいくつもの事件を取材していくうちに事件の渦中に巻き込まれていく主人公のジャーナリスト...。デビュー作の「クリーピー」が面白かったのでこちらも手にしましたが、読み進めるうちにどんどん引き込まれて止まりませんでした。前作は気味の悪い読後感に対してこちらは少々後味が悪いかも...。次作にも期待します。

2013/09/22

らむり

ジャーナリストの目線で書かれたミステリー。悪徳訪問販売や母子餓死事件等が複雑に絡んでいます。竜之介のキャラは一体何の意味があったのでしょうね。

2014/04/05

みんと

重かったー。 貧困で水道も止められた親子の餓死事件に始まり、 悪質な訪問販売強盗殺人事件、アベック監禁惨殺事件とどれも理不尽であり胸が詰まりそうになる。 普段と変わらぬ日常の中で、どこでどう歯車が狂い、降りかかってくるかもわからぬ恐怖でもある。 田島、緑川、美咲。共に家庭においても訳ありで、それが更に重苦しくさせている。

2015/09/15

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