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伊藤博文邸の怪事件

伊藤博文邸の怪事件

伊藤博文邸の怪事件

作家
岡田秀文
出版社
光文社
発売日
2013-10-18
ISBN
9784334929084
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伊藤博文邸の怪事件 / 感想・レビュー

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山田太郎

読みやすいし、けっこうひねりも効いてるし、面白かった。で、次に評判が高い黒龍荘を読もうかと。携帯電話だのスマホだのあるせいかこのくらい昔の設定にしたほうが本格物は書きやすいのかと思わないではない。

2015/03/26

初美マリン

プロローグが長く余分だと思っていたが更に冒頭の文章は、あまりに読者を惑わすものだと思った

2018/07/29

ユメ

タイトルが気になって手に取った。大日本帝国憲法発布前夜の日本が舞台。文明開化後の、和洋混淆とした手探りの雰囲気が味わえる。これまで、歴史小説といえば幕末物を読むことが多かったので、伊藤博文が書生たちに「御前様御前様」と目を輝かせて慕われているのがちょっと新鮮だった。その伊藤博文邸で相次いだ殺人事件。その真相に書生の杉山が挑む。次々に明らかになる新事実に翻弄され、自分では全然犯人に辿り着くことができなかった。読み流していた複数の登場人物の台詞が思わぬ鍵になっていてびっくり。生子様とうめの人柄が好きだった。

2016/04/13

つーこ

何かと謎の多い伊藤博文。そんな彼の邸宅でどんな怪事件かと期待が膨らみました。ーが、起こった事件はそんな奇怪でもなく、あんまり伊藤博文本人とは関係なく、ちょっと期待はずれ。なかなかページが進みませんでした。ただ、明治初期ってあんまり得意じゃない時期なので、初期内閣や憲法の話、伊藤博文の語った長州ファイブの話など、興味を持って読む事ができました。

2013/12/15

Zann

『黒龍荘の惨劇』を読みたくて、シリーズ一作目の本書を読んでみました。初読みの作家さん。伊藤博文の館で起こるミステリーですが、思わずノンフィクションかと思われるほど、実在の人物や時代背景がてんこ盛り(*´艸`*)ノスタルジックな雰囲気で、ミステリーだというのに明治の世界観がちょっと楽しかったです(≧∇≦)ミステリーとしては、目新しさはあまりなかったものの、シリーズ一作目なので次作に期待です(笑)

2016/02/12

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