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二歩前を歩く

二歩前を歩く

二歩前を歩く

作家
石持浅海
出版社
光文社
発売日
2014-03-19
ISBN
9784334929343
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二歩前を歩く / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。全編オカルトっぽい解決?。九尾の狐が一番よかった。でもこの章の名前なら3・6・8の章は書けなかったのか?。

2015/07/26

モルク

図書館の返却コーナーにあった本。あまり期待もせず手に取ったが、なんだこれ、おもしろいじゃないの。科学では解明できない超常現象なのか、ちょっとオカルトっぽい6話の短編集。主人公たちそれぞれに相談を受けるのは同じ会社の研究室にいる研究者小泉。小泉がまわりにあるいらぬものを排除し主人公たちを導く。そして主人公たちは過去の因果などを含め真実にたどり着く。ミステリーというよりはやはりオカルトかな。読みやすく楽しめた。

2024/02/04

けい

石持さん、初読み。小泉という人物をキーマンとして、会社同僚達の元に起こる超常現象を探っていく物語。起こっている事はすごく些細な事で、笑い話かと思うほど軽妙なやり取り、でも真相を知ると笑ってられない。そんな感じで展開される6編の短編。超常現象をあくまでも否定しない、小泉の理論立てが楽しいです。最後の「九尾の狐」が前の5作とは違ったパターンで全体の物語を心地よく締めてくれます。面白かった。

2015/03/06

Satomi

研究職の小泉が謎を解く連作短編!!幽霊の仕業!?!?オカルト的な超常現象!?!?「一歩ずつ進む」「二歩前を歩く」「四方八方」「五カ月前から」「ナナカマド」「九尾の狐」目次を見ただけでゾクゾク~!!スリッパがひとりでに一歩ずつ進んだり…、帰宅すると風呂場の電気がついていたり…、いつまのにか自動車に給油されていたり…不可解な事件の裏には想像出来ないゾッとするエンディングが…!?!?ウヒャー!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚

2015/12/29

yukision

『殺意の隘路』内で既読の『九尾の狐』以外は初めて読んだミステリー短編集。家に帰るたび移動しているスリッパ,ガソリンが減らない話など,日常のふとした違和感を突き詰めていくと怖い事実に気づく展開が面白い。

2022/05/20

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