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店長がいっぱい

店長がいっぱい

店長がいっぱい

作家
山本幸久
出版社
光文社
発売日
2014-11-14
ISBN
9784334929800
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店長がいっぱい / 感想・レビュー

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seacalf

なるほど。さくさく読めるからエキナカ書店大賞取ったのね、きっと。これくらいのボリュームだと短い時間であっさり読めてストレス解消にぴったり。宮仕えしていれば当たらずとも遠からず経験するような身につまされる悲喜交々を、深刻し過ぎないレベルで表現していてバランスも良い。3話目の『背中に語る』は最高にニヤニヤするからおすすめ。他の話も良し。色んな店長さんの連作ものだが、唯一全てに登場するキャリアウーマン霧賀が冴えていて魅力的に描かれている。卵とじが何より好きな者としては実際に友々丼が食べたくてたまらなくなるなあ。

2018/12/03

Yoshihiko

他人丼が食べたくなりました。いい店長さんの話ばかりで最後の会長の話でホロリときました。山本さんのお仕事への考え方がよく伝わってきます。こんな会社ならいいんですが....。

2015/01/15

takaC

4話目までは先の展開が見通せずにダラダラと読んでいたけど5話目からのまとめ方が巧妙だった。好き。素敵。きっともう1話増えるであろう文庫も楽しみだ。

2015/07/28

おしゃべりメガネ

親子丼ならぬ‘他人丼’(=友々丼)の専門チェーン店『友々家』の7店における7人の店長のお話です。明るいながらもどこか切ない作風がココロにじんわりとくる山本さん作品ですが、今作はより一層そんなセンチメンタルなキモチにさせてくれるステキな仕上がりでした。7話それぞれのお店で境遇や立場も違う「店長」たちが悪戦苦闘する姿に目が離せなくなります。特に海外店のお話は何か切ないながらもココロにグッとくるお話で印象的でした。それにしてもある意味、本作の主人公ともいえる『霧賀久仁子』さんは本当に魅力的なキャラでしたね。

2016/04/17

ナイスネイチャ

図書館本。他人丼の専門チェーン店店長の連作短篇集。某牛丼チェーンの騒動が思い浮かびました。多分現実もこんな感じかなと。最後はハッピーエンドで良かったです。霧賀さんの秘書ぷりもかっこいいですね。

2015/02/07

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