妄想浪費
妄想浪費 / 感想・レビュー
竹城 俊之介
銭ゲバ、守銭奴、あぶく銭、そして浪費。マイナスなイメージが伴いがちなお金という存在。金儲けって言葉に漂う負の印象。清貧って言葉に漂う美しさ。違う違う、そうじゃ、そうじゃない。 お金の使い方に、希望や信念やアイデアが結びつくと物語が生まれます。小山さんの地元天草の鯛焼き屋「まるきん製菓」復活は、想い出の場所を守るために皆が力を合わせる映画みたいな実話。小山さんの描く夢が大きくわくわくします。その未来に共感した人々が集結。まさにドリームチーム。 人が動き、喜びがあふれるお金の使い方。企画がお金を輝かせます。
2022/04/16
nyanko
クリエイターの小山薫堂さんのお金にまつわるエッセイ。 企画力がすごいので規模が大きく付いていけない。 お金をどう生き金にするかを考えさせられますね。
2022/07/19
Natsuko
小山さん3冊目。ヒット作や流行を生み出す放送作家でありプロデューサー。さすが、いつも何を見る時も、大衆に受け入れられるか、流行るか、売れるかの視点で、見て考えている…のはよく分かったのだが、やわらかく書かれたビジネス書のよう。もっと妄想を読みたかったかなー。
2022/10/19
れんこ
妄想を現実にしていく企画力。お金は生きる使い方をしたいですね。僅かなんだけどね。
2024/01/24
tetsubun1000mg
マルチクリエイターだが、世間では「くまモン」の生みの親として知られているのでは。 「Forbes JAPAN」という世界的な経済誌の日本版の掲載をまとめた本らしい。 読んだことのない雑誌だが富裕層向けの雰囲気。 小山氏もこんなことに使ったらと妄想を書いているが、だんだんとお金の使い方ではなく出会った人についての記述が中心となっている。 日本でも面白い事をやってる方を見つけて一緒に参加したり応援しようとする気持ちが清々しく感じる。 フランシス・コッポラ監督との交遊も自然で楽しそう。
2022/07/26
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