作家 超サバイバル術!
作家 超サバイバル術! / 感想・レビュー
starbro
著者三人共、新作をコンスタントに読んでいる作家なので、興味深く読みました。新人作家に向けたサバイバルマニュアル、特に芥川賞作家に読んで欲しいと思います(笑) 作家≒プロ野球選手も納得です。中山 七里が多作な訳が良く解りました。しかし1日1回しかトイレに行かないとは・・・🚽 https://special.kobunsha.com/survival/
2023/01/10
R
新人作家に向けた稼業としての小説について熱く語られた本。当たり前ながら、毎年様々な新人作家が生まれてくるけども、その内どれだけが専業となれるのか、生き残るためにどうしたらいいかを実際に艱難辛苦を味わった3人の作家が真面目に語った内容で面白かった。結局作家なんてなるもんじゃないなという感想だけど、ともかくよいものをたくさん書くしかないという当たり前の答えに、しかもそれは必要条件でしかなく、何を書きたいか、読まれるための努力、自身で開拓開発することの大切さが十分条件に必要なのは、どの仕事にも共通すると思った。
2023/04/22
H!deking
いやー面白い!作家さんに憧れはあるけどもいろいろと大変なんですね。うなずけることばっかりで首が痛いです(笑)三人の売れっ子の作家さんがデビュー一年目の新人作家に向けたサバイバル術ってことにはなっているけど、これってどの業界にも通じる部分もあるよな。やっぱり新しいもの作り続けなくちゃならないし、他人の評価が一番大事なわけだから。何しろコミュニケーションは大事だと思いました。それはさておき佐藤青南さんの挿画が面白いんだけど、最近新作お見掛けしないけど、この本どういう気持ちで読んだんでしょうか(笑)
2023/01/26
中玉ケビン砂糖
新年一発目はあえてカラめのもので。無事刊行されたことにひとまずのめでたさや……か?(笑)「唯一参考になりそうな指南書」として挙げられた『売れる作家の全技術』から更に孫引き。「皆さんに方法論として教えた『作家として生きていくための講座』期間は、作家を諦めてもらうための期間であったかもしれない」。
2023/01/02
aquamarine
執筆されたお三方がコンスタントに本を出しているということが、どれだけすごいことなのか思い知らされます。中山さんの狂気とも思える原稿を書く姿勢、知念さんが一度切り捨てられ、自分で戦略をたてて生き残ってきたこと。連載、単行本、文庫落ち、文庫書き下ろし…発行部数により決まる値段…。初めて知ることがたくさんありました。SNSや映像化も想像と実態はかなり違います。デビュー後作家として生き残る術を綴っていますが、入社したばかりの新入社員と共通する部分は多いと思います。佐藤青南さんのイラストや4コマも楽しかったです。
2023/04/30
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