私にとって神とは
私にとって神とは / 感想・レビュー
Midori Nozawa
とてもよく分かる本だった。もちろん全部とまではいかないけれど。私はなぜ洗礼を受けたのか?遠藤氏同様私の背を押してくれる存在を私も意識する。信徒になって以降の人生、特にそのつながりに支えられた。私は小学生の時、13歳離れた兄が、ある教会で配る聖句と絵のついたカードをもっていて、惹かれて、私は20代初めに信徒になった。あるクリスチャンの言葉「信仰は90%の疑いと10%の希望」になるほどと思った。旧約聖書はキリスト教信仰には役立たないけど、新約聖書を理解するのには役立つと遠藤氏。私も同感だった。
2023/03/28
Viola
著者のキリスト教との関係や信仰については、他の著書にも書かれているので既読感があったが、仏教の教えと比べて「罪」「救い」と視点を絞っての解説は新鮮だった。宗教は生活体験や境遇を通してくるものだから、いいというだけでは身につかない、には大きく納得。日本人の感覚にそぐわない、西洋の洋式をそのまま取り入れたパフォーマンスは敬遠されて当然、街角での布教や異常な敬虔さは気持ちが悪い。著書の自然体で語られる信仰に共感する。
2017/05/19
PukaPuka
三浦綾子の本を一通り読んだあと、この本を読むと、また違う視点でキリスト教、それに限らず信仰というものを考えさせられ、有意義だった。遠藤周作はベースにユーモアがあるので、三浦綾子とは違う意味で読みやすく、面白かった。
2021/11/26
岩巳岳雄(Takeo Iwami/leas201903)
とても大切な本。
くりこ
○
2016/04/14
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