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反常識講座

反常識講座

反常識講座

作家
渡辺淳一
出版社
光文社
発売日
1998-11-01
ISBN
9784334971946
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反常識講座 / 感想・レビュー

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B.J.

●その臓器の存在を感じることが、すなわちその臓器の病気。絶えず喉が気になる人には喉に異変がある。 ●食べ物に限らず、一流のものを知るということは大事なことで、一流を知っていれば変に怯えることもなくなるし、必要以上に過大評価することもなくなる。何事も一流のものを見ておけば、二流・三流との違いもわかってくる。 ●年をとると、みな家に引っ込んでちんまりおさまってしまうから、不良なんかになりようがない。これを覆し、年寄りも不良になると、若者の不良が減るかもしれない。・・・本文より

2020/02/19

逍遥遊

67-01-20170401 一言でいえば、迎合するなってことでしょうか。大人であれば自分というものをしっかりと認識しなさいってことが言いたいのかな。確かに納得いかないことでも受け入れたり、他人に流されたりする人が多いと思います。世間体なんて気にしなくてよい。常識というものは時代とともに変遷していくものだということはもっともです。講座と題名はなっていますが、普通の随筆でした。

2017/04/01

よし

あとがきに、「非常識は、ただもの(常識)を知らないだけだが、反常識とは、常識を知った上で、それにチャレンジすることである。・・その常識の一つ一つに、「本当かな?」と首をひねってみればいいだけである。」なかでも「年をとるほど不良になれ」「一夫一妻制が崩れるとき」の「非常識」は慧眼に値する。・・筆者のまとめ「人間関係のあいだで、永遠に残っていくものと、時代とともに移り変わるもの。この両者をはっきり見極めることを忘れないようにしたいものである。」

2018/10/26

まき

知識をたくさんため込んでも使って初めて身に付くという意見には賛成。私にはまだ経験がないことなのでほんとかなと思うようなこともあったり。さらっと読みやすかった。

2013/03/19

神楽あき

久しぶりの渡辺淳一さん。学生の頃エッセイとか良く読んだのだけれど。元医者の立場からの考えは、軽い語り口とともに読みやすく、納得してしまう。人間って生物って強いんだなあ。

2013/01/20

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