読書の方法: なにを、どう読むか
読書の方法: なにを、どう読むか / 感想・レビュー
おおにし
(除籍本)著者の評論は難しくて歯が立たないが、本についてのエッセーや対談はとても面白い。読書開花の時期に読んだ本を集めたという【わが生涯の愛読書・リスト】を見ると私も読んだ本が結構混じっていたが、愛読本となったものはほとんどない。自分が凡人であることを痛感した。
2022/12/10
bibliophage
思ったよりも難しかったのかしっくりこなかった。印象に残ったのは「学問的な真理であれ、現実的な真理であれ、真理に対しての権力というのは、いつでも一種の対立概念として機能します。しかし、対立概念として機能するだけかというと、そうではなくて、権力というのは、真理に対して多数を象徴します。権力を受け入れない限りは、客観的な真理というもの、あるいは学問的真理というのは、普遍的にならないのです。」(p.184)
2016/09/26
6 - hey
戦後日本最大の思想家といわれる吉本隆明先生の読書本。読書は一種の精神病理だとする姿勢が吉本先生らしい。漱石先生とかも意識された思想なのだろうか。
2012/10/18
はる
借
2012/08/23
佐保(さほ)
やはり、理解できるようになりたいと思わせる人。読書リストや索引が役に立ちそう。今に読み継がれてきた古典はいいらしい。考えてみればわかることだが、ていねいに教えてくれた。
2012/03/31
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