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世界のために涙せよ-新世紀へようこそ2

世界のために涙せよ-新世紀へようこそ2

世界のために涙せよ-新世紀へようこそ2

作家
池澤夏樹
出版社
光文社
発売日
2003-06-20
ISBN
9784334974008
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世界のために涙せよ-新世紀へようこそ2 / 感想・レビュー

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踊る猫

単なる反米の書と読むこともできるが、それだけで済ませるのはもったいない。池澤夏樹のイマジネーションはもっと広く、9.11同時多発テロが起こった背景にあるグローバルな経済格差にまで包み込む。ゆえに『新世紀へようこそ』よりもメッセージは広がりを見せ、したがってこちらもそのメッセージを時間をかけて読みこなす態度が必要となる。読者との丁々発止のやり取りが面白かった『新世紀へようこそ』と比べるとそうしたやり取りが見られないのも少しマイナスなのだが、これは意見が割れるかもしれない。少なくとも今読んでも意義を見い出せる

2022/09/15

Maumim

今から10年以上も前、米国のイラク攻撃前夜に発信されていたメルマガ。 戦争はよくない、というシンプルな主張がしつこく語られる。 日本政府が米国に追従し、日本では反戦運動が盛り上がらないことに対するもどかしさ。 9.11のテロからの米国ブッシュ政権がいかに横暴であるか、それに対して日本人がいかに無関心であるか、ということなど。 池澤氏の論述にほぼ同意。 最後の中村哲氏との対話が印象的。

2013/03/08

ちゃん

知識がほしい。もっと。自分で判断できるように。

2010/09/02

ナウラガー_2012

長期債務が国内総生産の60%以内でないとEUには入れないが日本のそれは実に143%

2020/03/08

ナウラガー_2012

江戸期までの日本人は②の方が重視された。敗者の怨恨を慰める思想は”御霊信仰”と呼ばれる/「一億総懺悔(東久邇内閣)」国民全員が昭和天皇に敗戦を謝罪するという意味であった。逆では?/イスラムでは利子を”リバー”と呼ぶ。マホメットは啓示を受けるまでは商人で貨幣の働きを知っていて商品の交換機能と利を生む機能を区別して考えていた/昔から日本は水の良い国で、明治期に”ヨコハマ・ウォーター”は外国船の間で評判で、”東洋航路で最もうまい水”と言われた/一杯200円のコーヒー でコーヒー農家の取分は3円ほど

2020/03/08

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