アマバルの自然誌 沖縄の田舎で暮らす
アマバルの自然誌 沖縄の田舎で暮らす / 感想・レビュー
Machida Hiroshi
本書は、沖縄を愛して移り住んだ著者が、二年間に亘って自然観察をしたフォトエッセイです。虫とか蛇とかの写真もあるので、苦手な人は苦手な本でしょう。著者は自然を求めて沖縄本島の、遠く太平洋を見通せる丘の中腹に土地を手に入れ家を建て、6年ほど住んだ後にフランスに渡り、今は北海道に住んでいるようです。著者が旅が好きだからか、周囲の自然から何か新しいものを発見しようとしています。著者と同じような目線で自分も一緒に身の回りから発見しているかのように読めて楽しい読書体験になりました。沖縄の田舎に住みたくなる本です。
2016/07/15
non
17-36:915.6。鳥や海、野草(雑草)の類はよくとも、苦手な虫を写真で見せられるのは参ったなぁ。沖縄の田舎(島尻郡知念村)で暮らす自然の記録。「季節は望んでも手に入らない。ただ待つしかない・日本になったら沖縄にも雪が降りますか(1972、本土復帰における子どもの作文)・誰もがそれぞれのレベルに応じて無知」
2017/02/06
Maumim
虫とか鳥とか花とか。 そういうものの姿と名前を本当に自分は知らないんだなあ。
2015/09/21
shanshenri
読んでいるうちに、だんだん日常の雑事やら物煩いをを忘れてしまっていた。あまりににも自然に書かれているし、気取ることなくアマバルの自然が描かれているので、なんだか気持ちが穏やかになっていくような気がした。 沖縄に行きたい。でも、無視はちょっと苦手だ。
2012/01/25
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