衣食足りて、住にかまける
衣食足りて、住にかまける / 感想・レビュー
amanon
著者が一体何を意図して書いた物か、いささか量りかねるが、とりあえずそれなりに興味深く読めた。特に面白かったというか圧巻だったのは、著者の創意工夫という次元を越えた自宅の設計である。家の中に緊急のための降り棒はあるは、階段に手すりがないは…実際こんな家に住むのは楽しくもあるかもしれないが、とても生きた心地がしないほうが大きいと思う。またバリアフリーは身体能力を低下させるという説には強い印象を受けた。
2010/02/23
遠藤 悪
いつもの島田雅彦の語り口を建築論で楽しめた。
2020/06/04
サボテンA
ほぼ15年前、なるほど、男性にとって家ってこういうものなのか。ふと鏡の向こう側の世界が、違う景色だったことに気がつく。まぁ、筆者の個人的なものも自宅を含めあるのだけれど。視点の違いが、面白かった。片付けて、自分の城を作りたい女性目線とは逆の居心地の悪さ、なるほど。
2018/03/04
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