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現実入門

現実入門

現実入門

作家
穂村弘
出版社
光文社
発売日
2005-03-23
ISBN
9784334974770
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現実入門 / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

人生の経験値の低い穂村氏が女性編集者のサクマさんといろいろな初体験をし、雑誌に連載していくという内容。・・・・だと思っていたのですが、どうやら現実と妄想がごっちゃになっていて、サクマさんは実在の人物かどうか雑誌の連載も現実かどうか、最後の結婚申込み?も本当かどうか、相手はサクマさんなのか?・・・分かりません。でも穂村氏は2005年に結婚していらっしゃいます。あいてがサクマさんかどうかは分かりませんが。「本当は違うんだ日記」と同じように面白いエッセイでした。

2014/08/04

❁かな❁

お気に入りの穂村弘さんの作品を読むのは6作目。40代にして、ご自身曰く、人生の経験値が低い、ほむほむが編集部のサクマさんと初めての事を実体験していくお話です!相変わらず、ほむほむらしくて、どのエピソードもクスクスしちゃう感じです!ほむほむが躊躇ったり、心の中でいっぱい動揺したり、妄想炸裂させたりしてるのを見てると笑ってしまい、なんだか癒されてしまうから不思議です(笑)ほむほむの作品は中毒性がありクセになりますね♪最後のお話も良かったです☆あとがきもびっくりしました〜!!ほむほむ、やるなぁって感じです★

2013/10/22

sk4

エッセイストが何でもない日常について深く掘り下げる妄想力と、面白おかしい切り口で語るテクニックというのはすごいと思う。昔、好きで日参してたブログの主の方が、ほとんど毎日やたらと面白ネタを街で発見しては画像と面白コメントをUPしてたのを楽しく見ながら、その才能に軽く嫉妬してたことを思い出した。 穂村弘さんが角田光代さんと仕事のネタについて話したり、本上まなみさんの結婚披露パーティに呼ばれたエピソードなんかも、やっぱり羨ましいなぁなんて思いながら、この本の最後は何? 妄想? それともリア充? 嫉妬心が・・。

2013/10/23

lonesome

これは後からじわじわとくる面白さ。「こわいー、チイちゃん、これたべたことない」のところめっちゃフイた。野際陽子を「食べないだろう、普通」って。笑相撲を観に行った時のサクマさんとのやり取りも面白かったけれど、一番衝撃的だったのは、「幸福の町」の回の最後の一行だった。なぜそんなことを!って。後半、サクマさんとの関係はそうなっていくだろうなという展開になっていったけど、最後の最後で見事だなあと感心させられた。「あとがきにかえて」まで読むことで初体験記が一気に小説にひっくり返された。さあ、どっちだ。

2015/11/15

Teppei Tsujiyama

非現実入門はどこに売っているのか?さておき人生にはやったことの無いことって、まだまだ沢山あるなぁと共感しておりました。

2014/08/15

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