「どこへも行かない」旅
「どこへも行かない」旅 / 感想・レビュー
おいしゃん
ネットの、図書館蔵書検索で気になったので予約してみた一冊。大当たりだった!旅に出ても、観光地ばかり巡るより、ぼーっとその土地の空気感をゆったりと楽しむ。そのスタンスに大きく共感できたので、一冊通してワクワクしっぱなしだった。そして大胆に見開きで現れる風景写真の数々が、また美しい。雨の週末にぴったりな一冊だった。
2014/11/09
kyoko
ゆったりした気分になれる。観光名所を巡る旅とはちょっと違う旅の楽しみ方がいい。
2017/05/05
SeKimu
裏道、裏町、裏街道。観光地ではなく昔ながらの佇まい廻るリンボウ先生の旅のスタイル。1章は日本の各地を詩や歌と共に紹介し、2章ではイギリスの風景及び歴史を大切にする国民性による結果等を紹介。すべてに共感とまではいかないが、旅のスタイルとして参考にできるものも多数あり。なお、地元近くの知らなかった風景が出てきたのでちょっぴり嬉しかった。
2012/08/30
アルラ
まずこの美しい表紙をご覧あれ。 夕暮れの道。裏表紙にはライトを点灯した車が写っている。これが先生の旅のスタイルなのだ。観光地には目もくれず、自分自身が運転して、これは!という風景をさがし求めながら旅する。普通なら見逃してしまいそうな、日本とイギリスの手付かずの自然の佇まい。その写真に寄せる文章も実に軽妙で、楽しい。 2009/4読了
2011/02/06
まこ
旅の指南書。各地の写真も有。慌ただしく観光地を巡るのではなく、何気ない日常の風景の中でのんびり過ごすスタイルを推奨。指南編と実践編で構成。指南編と、実践編の終盤のイギリス版はとても興味深く読んだ。実践編のほとんどは日本版にページが割かれているが、こちらはあまり。自分が学生時代を過ごした地元が出てきたので、見慣れた風景。田舎好きの学者さんの目に留まるほどの田舎だったかと脱力。年配の方のようで、見慣れない言葉や漢字も多々あり、どういう意味かなーと読み流した部分も。全体的に、旅に慣れた人の通なスタイルだと感じた
2014/11/27
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