こころから言葉へ
こころから言葉へ / 感想・レビュー
たりらりらん
“doing”(すること)に対して褒めることは多いけど、“being”(いること)を褒めることはあまりない、という北山さんの指摘に感動。ウィニコットの理論を学び、臨床経験の豊富な北山さんならではの言葉だなと感じる。1993年に行われている対談をまとめたものなので、少し時代性を感じさせる表現もあるが、そこがまたもの悲しい気分にさせる。総中流社会と呼ばれていている世界、今では総うつ社会とか、中流層から脱落してしまった人をめぐる議論が展開されている世の中になっていますよ。タイムマシンに乗った気分。
2011/10/28
pokochi1977
今読むといい。
2008/07/29
R.D
ラカンとウィニコットを比較している部分が興味深い。
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