情報法概説 第2版
情報法概説 第2版 / 感想・レビュー
まさやん510
情報法を情報の生産•流通•消費に関する法と捉え、その基本理念や、情報流通の基盤、個人情報保護、違法有害情報、電子商取引などの個々の法制度•規制を、ひとまとまりの法体系として概説している。 これらを個別に学習していると、それぞれの連関等について意識しづらいが、情報法という捉え方により一括で学習•理解でき、実務上は、諸問題が複合的に絡んでくるということを認識できる。 個人情報保護法をはじめ、法改正が頻繁な分野なので、最新の改訂版が待ち遠しい。
2021/05/20
𓆱
IT、ネット、デジタル分野における「情報」の収集・保管・流通・利用・発信に関する法律がよくまとめられている。情報やデータの分野で働いている人は読んでおいたほうがいい。
2020/03/19
かいのすけ
本文においては情報に関する諸法制度の間にして要を得た解説がなされている。沿革と理念、社会情勢の変化が制度の解説の中にバランスよく散りばめられており、全く退屈さを感じさせない。主要な問題意識についてはこの本から必ず見つかると言えるが、強いて言うならデータ収集と税の問題についても触れられているとよかった。また、コラムが実に面白い。情報にまつわる最新の問題に対してどのように現在の法制度が対応しているのか、また改正によって対応してきたのかが簡潔にまとまっており、コラムだけでも読む価値が非常に高い。
2019/08/15
mashi
「プラットフォーム」の定義なんてやりたくないよね。たぶん数年したら「インフラストラクチャー」も使われ始めると思うし。
2019/07/18
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