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世界幻想文学大系 第27巻 A アルラウネ 上

世界幻想文学大系 第27巻 A アルラウネ 上

世界幻想文学大系 第27巻 A アルラウネ 上

作家
荒俣宏
ハンス・ハインツ・エーヴェルス
紀田順一郎
出版社
国書刊行会
発売日
1979-08-01
ISBN
9784336025296
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世界幻想文学大系 第27巻 A アルラウネ 上 / 感想・レビュー

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スターライト

足がくっついた植物のような生き物で、地面から引っこ抜くと悲鳴を上げるーそういえばそんな説明をどこかで読んだ「アルラウネ」。開巻当初からアルラウネが登場するかと思ったら、まずは彼女が誕生するまでの経緯を微に入り細を穿って説明される。出てくる人物(とりわけ男性)、いずれも潔癖や正直者とは縁遠く、アルラウネ誕生のキーパーソンである司法修習生フランク・ブラウンの機知(というより悪知恵)にはあきらるばかり。娼婦とはいえアルコールで騙されたアルマ・ラウネは可哀そう。ともあれ物語の2/3を過ぎていよいよアルラウネ登場。

2021/02/12

いふに

登場人物みんな俗物

2015/08/06

灰猫

最初の方は登場人物も多く読みづらかったが、途中で大分慣れてきた。 古めかしい感じだが、描写はうまい。 件のアルラウネだが、誕生するまでの遍歴が結構時間がかかった。 人工授精しただけで、アルラウネが誕生するというは、80年ほど前の技術としては革新的だったののだろうか? アルラウネの小悪魔的な性格は後半によく描けていていい感じではあった。

2015/04/16

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