世界幻想文学大系 第43巻 夢の本
世界幻想文学大系 第43巻 夢の本 / 感想・レビュー
スターライト
ボルヘスが夢に関する古今東西の文章をまとめた本。もちろんボルヘス自身の文章も含まれている。ギルガメシュ、聖書から始まって、次第に時代を下ると思いきや、その後は前後していく。夢を見ている自分に出会う夢やいわゆる予知夢に加えて、夢そのものを理論的に説明した文章など長短様々な夢と出会える。夢をテーマにした文章をこれだけ渉猟して集めるとは、ボルヘスの読書量と造形の深さが窺える。
2021/10/02
ふゆきち
河出文庫でも読みましたが、雰囲気重視ならこちらで。
2022/12/03
王天上
いろんな書物から夢に関する記述を抜き出した一冊。2,3冊読んでみたい本がみつかった。「夜のガスパール」とかね。面白そう。
2013/01/21
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